ALBUMの作り方その14〜2トラック間でのフリップをマスターせよ!

サンプリング系ビートメーカーなら一度は聞いたことがある、かもしれない

それがフリップだ!

フリップってなんでしょうか。スケボーのトリック(技)でもフリップというのがあります。スケボー板を足で蹴り上げてクルッと回転させる技です

音楽では、サンプルファイルをいくつかに切り分け、組み替えることを言います

使い手としてはDJ プレミアなんかが有名です

まずは一つのサンプルを4、5秒くらいの長さで切ってそのままワンループを作ってドラムを乗せたらビートとしては出来上がりですが、それをいくつかのセクションに割って、組み替えるのが第二段階。

さらに上級となると、全然違うサンプルを2つか3つ用意して、それぞれを別トラックでループさせる、それらを分解して一つのトラックに統合する、みたいなことをやります

上の動画の冒頭のように、サンプラーでパッドを叩きながらいろんなサンプルを組み立てていくのも基本的には同じです

ブロックを積み上げるように、パズルを組み立てるように、なるべく無骨に、大雑把にやるとかっこいい

大きくカットするといいでしょう。中途半端だとなんだかよくわからない感じになってしまいます。どうせやるならひき肉みたいに細かくした方がいい。そういうのはマイクロサンプリングとか、マイクロフリップとか言います

確か何回か前のブログにも書いたかもしれませんが、サンプラーでなくDAWでやるとこんな感じ。もちろんサンプラーっぽいパッド付き外部機器を接続して、パッドを叩いてそのままやっても良いでしょう

そんなに難しくありません。グリッドに合わせて、互い違いになるように切るだけ。MIDIファイルとの組み合わせでもできます。これはサンプラーではできないかな?

写真上部の25、33の数字のあたり、ちょっと被ってますね。MIDIとサンプルが。被っていてはいけないということもありませんから、その辺りは聴こえがいい感じになればOKです

どこでカットするか、どの音を残すかで色々試してみると良いでしょう

単にループするのとはまた違った、フレッシュなサウンドを見つけることが出るでしょう

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