ALBUMの作り方その16〜音作りと構成

いよいよアルバム作りも佳境ということで、作業もなかなか思うように進みません

なぜかというと、イメージがはっきりしないからです

ゴールがよくわからないので、何かないかな、という感じで、あれこれ試して探すような感じ

まずは音作りです

コードはこれでいいかな、と一応固定して、音色を色々試す。これが大変で、何時間もかかる時があります。それでもよくわからない。決まらない

本当は、全然違う曲にしちゃった方がいいんだ。でもなんとなく、粘ってしまいます

そんなわけで、色々試していくと、、、

丸い音、尖った音。伸びる音、短い音。ひとまずこの分類で考えて、丸い音で、構成によって長短使い分けることになりました

アンビエンス、リターントラックとか、リバーブ成分なんかは、ちょっと揺らぎがあって、硬めにします

ドラムは、最近のトレンドだと感じる薄い、パキッとした、ドライヴ感のある音。デカすぎないようにする

こんな感じで、だんだん決まってきます

音作りしながら、構成もいじっていきます。それぞれ順番にできればいいのですが、音作りしているうちに、この音じゃこいつとぶつかって上手くいかない。といったトラックごとの相性が変わってしまうので、結局同時進行でいじってしまう羽目になります

ただ、大きな構成については、2つしか意識しません。基本的に、起承転結の4分割と、ABメロサビの繰り返しの2つだけ押さえておけばいいでしょう

ブロックごとのつながりに注意して1曲としてまとまるように

曼荼羅のようですが、Aメロの中にも起承転結、Bメロにも起承転結、サビにも同様、そしてサビ前にブリッジを入れる

当然ブリッジも起承転結になるように作る

A B ブリッジ サビ これで起承転結になるようにして、このまとまり自体を次は起承転結になるように繰り返す

歌で言うと、1番、2番、ギターソロ、大サビ この4つが起承転結になる

ややこしいですが、大体これで大丈夫です。あとはこの基本形にどれだけ反抗的な態度を取れるかです

反抗的だからいいというものでもないですね。聴きにくくてしょうがないということにならないようにしましょう

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