アルバム制作に限らず、作曲、特にミキシングを我々のような専業のエンジニアではないミュージシャンが行うとき、いや、専業とか関係ないのかもしれませんが、、、細い部分が気になってドツボにハマることってありませんか
大体これでイメージ通り、だがちょっとここのキックが小さいかな、、みたいな些細なことが始まりです
それでキックのボリュームを上げてみた。あれ、なんかあまり変わらない、っていうかどちらかというと、キック小さくなってる気がするな、、
黄色信号です
ボリュームじゃないのかな、プラグインのコンプがいけないのか?いや、重低音が出てないぞ、、
赤信号
コンプを変えたら質感が合わないなあ、まずいぞ、元の設定に一度戻そう。よし、戻したぞ。、、あれ、元の設定ってこんな音だっけ?
後ろから警察がやってきて
だめだ、そもそも曲がいけない。コード選びからやり直さないと!
逮捕です。網走刑務所か府中刑務所を選べ
と、いうわけです
どうしてこんなことになってしまうんでしょうか。しかも何度も
まず、原因の特定がうまくいってないですね
本来なら、元の作曲プロジェクトのファイルは残しておいて、コピーしたプロジェクトで色々試して原因追求した方がいいでしょう
もう一つのやり方としては、もうファイルをパラデータとして書き出しちゃって、エフェクターどれだっけみたいなことを、できないようにしちゃうとか
でもどっちもめんどくさいですよね。特に一回書き出すと音も変わっちゃうし、自由度もかなり制限されるし
まあ、部分的に書き出してみるとか、一つのエフェクターをコピーしておいて、コピーの方でいじってダメなら消すとか
そんな感じが現実的な案でしょうか
作曲序盤ならともかく、ある程度これで行こう、となっている出来上がった曲をいじるわけですから、どんどんいじり進めていって、行方不明にならないように気をつけましょう
進みすぎてから慌てて戻るから、あれ、元の音こんなだっけ?みたいになる。耳が違う音に馴染みすぎちゃって忘れてるんですね
とりあえずその曲は中断して、他の曲に取り組んでみるのもいいでしょう
他の曲で見つけたやり方が、ヒントになるかもしれません
勘違いされるといけないので強調しますが、ちょっと息詰まる度に、気分転換ばかりしていたら怠け者になってしまいます
毎日決まった時間の作業はしていきましょう。動きは止めすぎず、流れをキープしながら、あの手、この手を試していきましょう
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