ALBUMの作り方その23〜エフェクターを足す前に順番を入れ替えてみよう

さあ、ミックスも佳境に入り、だんだん煮詰まってきました

エフェクターを色々使って、そのせいで負荷がかかりパソコンのメモリーも限界に近く、挙動は鈍くなり、うまく書き出せずに何度かやり直さないといけないほどです

そのような状態で、もっと音を追い込んでいきたい、気に入らない部分を直したいと思って、さらにエフェクターを追加することはできません

色々と既に挿してあるエフェクターのつまみをアレコレいじってみるのですがそれでもイマイチの時

エフェクターの順番を入れ替えてみるのも一つの手です

一般的に、エフェクターは後から繋いだものがキツくかかる、音に対する影響が大きいとされています

だから繋ぎ方、その順番も結構大事です

気に入らない音を出している原因のエフェクターを特定したら、そのエフェクターがつながっている順番を入れ替えてみましょう

例えば出音⇨コンプ⇨音作り系エフェクト1⇨イコライザー⇨音作りエフェクト2⇨ビットクラッシャー

という順番でつながっている場合、ビットクラッシャーが一番キツく作用しますから、これが原因で何だかギラギラしすぎだなあと感じれば、これをもっと前に繋いでみるとマイルドになることが多いです

出音⇨コンプ⇨音作り系エフェクト1⇨ビットクラッシャー⇨イコライザー⇨音作りエフェクト2

こんな感じで真ん中あたりに入れてやる

ただし、ビットクラッシャーの後にあるイコライザーで高音域をブーストしてたりすると、もっとギラついたりすることもあります

これは例外というわけではなく、イコライザーの高域ブーストが後になったので、より強くなった、と考えられます

この特性を理解して、つまみをいじるのも併用しながら、調節してみましょう

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