リリックビデオとは、カラオケみたいに字幕のついたミュージックビデオのことです
ワンフレーズ歌うごとに、字幕がビュンビュンと現れては消える
歌詞に思い入れがあり、特に読んでもらいたい時や、カラオケとしてみんなに歌ってもらいたい時に作るものでしょう
普通のミュージックビデオに比べると、再生数は期待できませんが、作品のバラエティーとしてひとつくらいは作っておこうと考えていました
いつもリスナーとしてリリックビデオを観ていて感じていたことですが、リリックビデオってなんかしょぼいですよね
ただ字幕が出るだけだとつまらないし、思いっきりミュージックビデオにして字幕まで載せるとちょっと情報過多な感じ
案外難しい
まあ、今回は低予算でなんとか作ってみようということで、凝った方向ではなく、チープでちょっと洒落た感じにしてみようと思います
真っ先に思い浮かんだのは、何かしらのフリーソフトを使う方法ですが、使いにくかったので直ぐに断念
そもそも、あのいかにもソフトで作ったような感じが好きではありません
そこでひらめいて、100円ショップで単語帳?なんというか単語を覚える時に使う、ちいさいメモ帳を買ってきました
これに歌詞を書いて、イラストなんかも描いちゃって、ペラペラめくって動画にしちゃえばいいんでねえかと思ったでござる
普通のノートでもいいんですけど、なんか単語帳ってところが、歌詞カードと近い感じがしていいなと思ったわけです
これに歌詞を書いて、曲をかけながらめくってみました
しかし、曲が早すぎてめくるのが間に合いません!なんということでしょうか
このままでは110円(税込)を無駄にしてしまいますから、解決方法を考えます
そこでまたひらめいた
ははあ、曲をableton上でスピードを半分にしてかければいいんだ。で、後で動画編集ソフトで2倍速にすれば、、
ちょっとややこしいのですがx2ボタンをクリックすると再生速度が遅くなります
波形の長さが2倍になる、と覚えましょう
これで、大丈夫。うまく曲に合わせて歌詞カードをめくることができました
それをスマホで録画して、動画編集ソフトに移します
動画編集ソフトは無料のものでも大体このくらいのことはできるでしょう。私はDaVinci Resolveの無料版を使っています
というわけで、なんとかうまくできました。使った金額は全部で110円!やすい!
ミュージシャンはお金に無頓着な人が多いですが、本気で生計を立てたいと思ったらコスト意識を大事にした方がいいでしょう
お金を使うなというわけではありませんが、すぐに外注に出してしまう前に、何かうまい方法はないか考えてみるといいでしょう
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