プラグインを買うとき

みんな大好き、プラグイン

これさえあれば、、という期待が膨らむ、夢のようなエフェクターたち

私はケチな方ですから、普段はあまり買わないし、このブログでも、どちらかというと、まずは腕を磨くべきで、やたらと買うなと言ってきたように思います

しかし、新しい時代と言いますか、最近はデザインもリアルなものも増えて、見た目だけでなく音質も素晴らしいようです

作曲キット、サンプルネタ、MIDIの氾濫

Spliceのようなサブスク系、それからダウンロードし放題とか,Cymaticsのように買い切りだけど毎週新製品が出る中、これらを組み立てる時に違和感なく組み立てるためのエフェクト

それからこれらをもっと色々加工して面白い音楽を実験するエフェクト(サンプラーなども含む)

DAW自体もずいぶん増えましたから、それぞれを連動させたり、抱き合わせにしたりと各社顧客の奪い合いになっているでしょう

私はここしばらくiZotope Ozoneをサブスクで使っていましたが、なんとなく音に不満があり、なんだかお金がもったいない気がして、辞めてabletonの付属エフェクトでマスタリングしていました

それで自分的には十分だと思っていたのですが、しばらく使ってみて、どうもコンテストなどで評判がよくないと感じるようになりました

確かに考えてみると、Ozoneのプリセットで十分だった今までより細かい技を入れる必要もあり、ミックスやマスタリングの作業が増えてしまいました

手作業で細かくいじるので面白い反面、品質が安定しにくいということで、何かマスタリングに使えるエフェクターでも買うか、と色々調べたわけです

単に音をデカくするだけじゃなく、トランジエント(音のキレ)、左右の広がり、とりあえずこの2点を解決するものがいいと思って見つけたのがこれ

SPL Vitalizer MK2-T

これは音の強弱、ダイナミクスを回復してくれるエフェクターで、ステレオの広がりを調節するツマミもついています

実機ではMK3まであるらしいですが、とりあえずこれで十分

、、と思っていたのですが、まあ後で顛末は書きます

さて、マスタリングと言っても大きく2つの系統があるでしょう

録音系と、打ち込み系です

ロック、最近では打ち込みでも作れますが、コッチ系の、、ドラムよりギターの方が前に来るような音楽、クラシックみたいにダイナミクス重視の音楽は、しっかりミックスしてからマスタリングすると思います

対して打ち込み系のダンスミュージックなどは、作曲の中盤、場合によっては初めからマスタリングエフェクトをかけながらドラムをどれだけ突っ込めるか、みたいな作り方をしたりするでしょう

教科書的にはどちらも2ミックスを作ってからマスタリングしましょう。ということなのですが、昔と違ってミックスのやり直しが容易ですから、マスタリングしてみて、どうも気に入らない時に、マスタリングの過程で色々試すよりも、ミックスを直した方が早くね?という感じになるのは自然なこと

今ではすっかり、どこからがミックスで、どこからがマスタリングかの境界線が曖昧になっている方がほとんどではないでしょうか

マスタリング用のエフェクターだけど、ミックスでキックとかのトラックにだって挿せちゃいますから、さらにいいものをマスターに使いたくなって、無限地獄のようでキリがありませんね

結局、1つだけ買うはずが、8つも買ってしまいました

さらにサンプラーやら何やらで、まだ欲しいものがあります。だから買うのは嫌なのですが、こうなったらシステムを大きく刷新してやろうという感じになっております

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