憧れの、ホームスタジオ
皆さんはどのような環境で音楽を作っていらっしゃいますか
ネットでインタビュー記事などを読んでいますと、小澤征爾さん、お亡くなりになりましたけれども、
お家にはほとんど何も置かずに、練習スタジオとか、劇場においてあるピアノで、いつもお仕事されておられたとか
YOASOBIのAyaseさんはパソコンひとつでなんでも作ってしまうとか
そういう話を聞いてしまいますと、うわあ、やはり機材に囲まれて制作するなんて、卑しいことなのだ、みたいに考えてしまって、すぐに真似をして、まだ使える機材なのに、全部処分してしまって、ガランドウになったお部屋で、途方に暮れてしまう、そんな経験があるのは、私だけでしょうか
でも、冷静に考えてみると、彼らと我々では、全く条件が違います
自宅には大したものはないけれど、楽団などの団体、大手レコード会社などに所属するなどして、実際作品として販売されるまでに、最高級の商用スタジオや、大勢のスタッフに協力してもらって、お仕事をされています
ですから、自分が今どういう状況にいて、何が必要なものなのかを、まず考えてみましょう
あまり使わないかもしれないけど、試してみたい機材などもあるでしょう
金持ちぶって、何十万円もするようなジャズのレコードを壁に飾って、ちっとも聴きもしないというのとは違って、(小澤氏はそういった手合いを嫌っておったそうです)予算の許す範囲で、適切な機材を揃えてみることは、何も卑しいことではありませんし、どうせだったら自分好みにお洒落なスタジオにして、気分良く音楽を作れたらきっと楽しいはずです
最近私が素敵だな、と感じたのは、FKJさんのスタジオです
演奏家でもあるので、ライブができるように、いろんな楽器があります
自分の状況に沿って、楽器をチョイスし、配置されています
照明も雰囲気たっぷりですし、何より窓から見えるグリーンが気持ちいいではありませんか
色合いになんとなく統一感がありますし、座った時の高さで使いやすいように機材が置かれています
スタジオ、と聞くと、我々はなんとなく、商業スタジオみたいな風景を想像してしまうのですが、自宅でスタジオを考えるなら、ああいったキチッとしたスタジオより、おしゃれハウス的なスタジオを考えてみてはいかがでしょうか
例えばスピーカーの位置、説明書には、耳の高さで、距離と向きはリスナーと正三角形、、、これらは正しいのですが、別にそこまできちんとしなくても、ちゃんと聴きたい時に頭を動かせば良いのですから、雰囲気の良い場所においても良いでしょう
Prefuse 73さんも、スピーカー、これはオーディオインターフェースとかのラックが積まれた上に、無造作に、地震が来たら崩れてしまいそうですが、、
ギターアンプの上には酒瓶やらパーカッション、置物、そしてやはり照明です
椅子の上に、これはサンプラーでしょうか、ギターやらが床に置いてあって、手前にはマイクもあります
ちょっと散らかっていますけど、居心地の良さそうなスタジオではありませんか
私のスタジオは、といいますと
こちらはリビングです
ブログを書いたり、事務作業もします
ソファーがありますのでゴロンとお昼寝したり、おやつを食べたり、いろいろ音楽を聴いたりするのにリラックスできます
簡単な作曲、djなんかもこちらが担当です
こちらは寝室です
録音、作曲、ミックスも本気を出すと、こちらで行なっております
私は立って作業する方が集中できるので、スタンディングデスクを使っており、高さも変えられるので、ぜひおすすめです
ギターのアンプを買おうか、¥、悩み中です
壁のアートはトラビススコットで、強そうなので、用心棒でもあります
改めてみると、まだまだ質素なスタジオです
照明とか置いてみたら良いかもしれません
今のところは、これで十分でしょうが、そのうち引っ越して、もうちょっと広い空間にまとめて置きたいと考えております
皆さんはどんなスタジオで製作しておりますでしょうか
そこから、素晴らしい音楽が、世界に向けて発信されることを願っております
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