腕が上がらない!
作曲の腕前の話ではありません
肩こり、、そうなってからでは遅いのです
私は四十肩になる前の30代半ばで腕が上がらなくなり、何年もかかってようやく良くなってきました
今回は作曲のテクニックではなく、健康に作曲するための対策を考えてみましょう
なお、関節を痛めてしまう可能性もありますので、エクササイズやストレッチをする際は、あまりに痛いようなことは控えてくださいね!
さて、パソコン作曲をすると猫背になりがちです
元々背骨はなだらかなS字カーブがあり、柔軟性がありますが、ずっと同じ格好でパソコンを見ていると、S字がキツくなり、柔軟性は失われていきます
上の写真のように、痩せているのにお腹が出てしまうようになったらかなり進行していると言えるでしょう。肩だけでなく、反り腰で、腰が凝ったような痛みがあるかもしれません
この状態で無理に腕を上げたり、回したりすると、肩を痛めてしまいます
まずは、背中の上部、肩甲骨の辺りを伸ばし、S字と逆方向に反らせて、忘れてしまった動きを体に思い出させてあげましょう
そこでおすすめなのが、このヨガブロック。やや硬めのスポンジ素材で足で乗っても軽く凹む程度の強度です
これをベンチ台や床に置いて、背中を伸ばすとかなり気持ちいいです
物足りない人は、2個重ねるとさらに効きます
これでグイグイと伸ばしたら次に背中をそらすための筋肉を育てましょう
チョコチョコやるのがおすすめです。私は作業してちょっと疲れたな、と思ったらすぐにこれをやります。寝る前にもやります
ローイングとフライ、大きく分けて2種類あります
フライ系の種目は前屈みで重りを持ってやります
ローイング系の方が背中を逸らしやすいので、優先です
腰ではなく、背中の肩甲骨の辺りを反らせるよう、意識してみましょう
ローイングはゴムを使うか、少し奮発して、ローイングできるベンチ台を使うと良いでしょう
コリがとれるような、痛気持ちいい姿勢を探しながらやるといいです
どんな姿勢かはそれぞれ違うと思いますが、背中を丸めたり、反ってみたりと、少し大袈裟に動くと効きやすいです
先ほど紹介した、背中伸ばしのストレッチの反り方を思い出しながら、肩甲骨の下あたりを特に意識して、動きましょう
ここまでやって、まだ肩や首の辺りが凝っている方は、背筋運動をしてみましょう
なかなかこの背筋マシーンを家に置くのは難しいかもしれませんが、こういうのがないとできない動きがあり、かなり効きます
ポイントは腰は反りすぎず、肩甲骨の辺りを反るように動かすことです
腕を伸ばすほど、キツくなります
この動きは感覚をつかむのが少し難しいと思いますが、今回紹介した背中のストレッチと背中の筋トレをしっかりやることで、感覚が掴めてくるでしょう
反らす時に左右に捻りを入れると、首に効きます
次は、腹筋です
腹筋のやり方にもコツがありますが、そもそも筋力が落ちていて、S字がキツくなっている状態だと、頑張ってもなかなかうまく動かないと思いますから、腰にヨガブロックを敷いて補助したり、ジムに通って腹筋専用のマシーンで感覚を掴むといいでしょう
腰が反ったまま腹筋すると、股関節を痛めたり、反り腰がひどくなってしまいます
足を少し高いところで支えた方が、腰を丸めやすいので、テーブルか何か、引っ掛けるところを見つけて利用しましょう
お尻にヨガブロックやクッションを敷くと、楽になります
ある程度慣れてきて、筋力がついてきたら、腰を反ったり、丸めたりといった大きな動きに挑戦してもいいですが、なるべく腰を丸めた状態をキープしながらやるのがおすすめです
これらのエクササイズをしばらく続けて過剰なS字が改善してきたら、腕を上げて、背伸びの姿勢に挑戦しましょう
腕は上がる範囲で、肩を痛めないように初めは幅を広く取るといいでしょう
反って転倒しないよう、ドア枠や吊り戸棚、公園の鉄棒など、高いところにあるものに手をついて支えながらやりましょう
ポイントはやはり、肩甲骨の辺りを意識して反ることです
全てのエクササイズに言えますが、股関節や肩関節といった関節周りは痛めやすいので、伸ばしすぎないように注意してください
もし痛めてしまったら、無理をせず、休んだり、痛くない範囲で少しだけ動かすようにしましょう
伸ばすときに、腹筋やお尻、太もも裏といった体の中心の筋肉に力をしっかり入れて、関節周りはできるだけ脱力するのがコツです
今回はパソコン作曲につきものの、肩こりの改善エクササイズについて考えてみました
みなさんがいつまでも健康で、素晴らしい曲を作れるよう、願っております!
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