Lancersに挑戦してみよう

今回はクラウドソーシングサービスのランサーズに掲載されている案件に挑戦してみます。

ランサーズには音楽や動画、プログラミングなどのお仕事を、外注したい個人や会社が案件を掲載し、それを我々のようなクリエイターが読んで、まあなんと言いますか、競争して案件の取り合いをする、というサイトです。

基本的に誰でも参加できるので、参入障壁が低く、その分案件獲得は簡単ではありませんから、これだけで生活するのはなかなか難しいですが、具体的な案件に対して制作できるので、目標ははっきりしています。

個人的な嗜好の作曲以外の制作をすることで、幅広い知識を得ることができるでしょう。

さて今回挑戦する案件はこちら

お金がもらえます

締切と賞金をチェックしましょう。55000円はランサーズの相場から言うと高い方だと思います

欲しい楽曲のイメージを説明されています。参考曲のリンクもぜひチェックしてみましょう

思ったような提案が集まらないので、報酬の増額と、より詳細なイメージの追記があります

作曲家たちから提案が集まる様子

早速30件以上の提案が集まっています

単純計算でもこの時点で当選確率は30分の1ですから、これで生計を立てようと思ったら大変です。しかも月に3、4件くらいしか作曲の案件はないので全部の案件で当選したとしても、良くて20万円程度。

真面目にやるのはいいことですが、あまり思い詰めず、まずは副業のつもりで取り組むことをお勧めします。何人かの顧客に気にいってもらえれば、常連さんが増えて、収入も増えるでしょう。

というわけで、早速作っていきましょう!

何か一つの楽器で、高級ホテルのような雰囲気。8秒くらいのフレーズの繰り返しで、眠くならない程度にしっとりした曲調。覚えやすいシンプルなメロディ。和モダンというキーワードも書いてあります。

ふふん、と構えて作ってみたのがこれ。

オット、これは8秒ごとに繰り返してなかった。失敗作です。

気を取り直してもう一度やってみましょう30秒のバージョンだと3回繰り返して、最後締めで落とす感じでしょう。

ヨシヨシ、これでいいでしょう。楽器は子供用の鉄琴です。

SUZUKI製の鉄琴

鍵盤パネルが着脱できるので、必要な音だけを並べて演奏でき、ミスが少なく便利です。和モダンっぽくなるように童謡っぽい音階を選んで、コンデンサーマイクを近くにおいて、やや速いスピードで演奏して、録音しました。

それから録音したソフトの機能でピッチを下げて、音程とスピードを落としました。なぜかというと、下手くそだからです。ゆっくり演奏するのはさらに難しい。それに、子供用で小さい鉄琴ですから、音がそのままだと高過ぎて、高級感がありません。ゆったりとした雰囲気を出すためでもあります。

つまり、高い音が出る楽器で、速いスピードで演奏して、編集ではピッチダウンしてゆったりさせると言う流れでした。

注意したいのは、高級な音が欲しいと言われて、はいそうですかとプロ用の高価な楽器を買って、プロを雇って一流の演奏をさせていたら、5万円では大赤字です。

今から練習しまくっても、付け焼き刃。そんなに簡単に演奏は上手くなりません。

それに、当選するかどうかもわからないのです。作曲を仕事にしようとするならば、経営者として、コストの感覚も磨く必要があります。原価を安く抑えて、付加価値を上げていくように、知恵を絞らねばなりません。

今回使った楽器は1万円弱で買ったものですし、元々買おうか気になっていて、今後の作曲にも色々と使えそうなので、もし当選できなくても、イライラするほどではありません。あれを買えば解決、これを買えば解決、というエフェクターやら楽器、ソフトは実はあまり多くないのです。

それよりも大切だと思うのは、何度もやり直すことだったり、いい方法がないかと考えてみることです。ほとんどの案件は、今まで自分がやってこなかった分野の作曲のことが多いです。当然下手くそで、うまくできない分、伸び代も大きい。

だから面倒がらずに何度もやり直してみると、それほど練習しなくてもどんどんクオリティは良くなります。顧客に喜んでもらうために、少しでもいいものを提案しましょう。自分にとっても、スキルアップ、とてもいい経験になるでしょう。

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