いつも参加しているヒップホップのビートバトルで、珍しく、今回はテクノを作ってみようじゃないかということになりました
まあ、何年も続いてるバトルなので、いささかマンネリ気味ということもあり、私含め、参加者も楽しんでいる様子です
ちょうどいいことに、数日前に思い切ってPlugin allianceのサブスクに登録して、大量のエフェクターといくつかの音源モジュール、そしてサンプリング音源が自由に使えるようになったので、辻斬りとばかりに挑戦してみました
テクノって、その名の通り、テクノロジーということだと思います。どういうことかというと、なるべく機械にやらせる、自動的にできる、みたいな感じです
ロンドンの音楽専門学校のサイトに一時期入り浸っていたのですが、その時先生が見せてくれたテクノのヒットメーカーのDAWには、3トラックくらいしかありませんでした
ご縁があって当時日本に住んでいたClaude Youngというテクノの有名djのDAWトラックも見せてもらったことがありますが、同じような感じでしたが、ミックスはわざわざヨーロッパかどこかまで行って、プロにやってもらっていました
なるべくシンプルに構成して、ミックスはしっかりやる。
このように意識して、作ってみましょう
まず取り出したのはUnfiltered Audio Battalionというシーケンサー付きのドラムマシン
シーケンサーというのは、MIDIみたいなものです。マシーンそのものに、打ち込み編集機能が付いてると考えてください
今回はシーケンス機能は使わずに、プリセットで音源を選んで、ドラムループのmidiファイルで鳴らすことにします
シーケンサーって、midiがなくてもずっと鳴ってるし、midiがあると、打ち込みが変化したりするので、扱いにくいです
エイフェックスツインみたいにそれすら楽曲に反映させてやろうと最初は適当に鳴らして頑張ってみたものの、どうもしっくりこないので、今回は普通にmidiにあてがうことにしました
プリセットは音がてんこ盛りだったり、音が派手になっていることが多く、そのまま使えることは稀で、多少手を加えた方がいいでしょう
歯切れのいい音が好きなので、いくつかのパラメーターをいじって音の長さを短くし、余計な音はミュートします
これに、後はチョちょっと音ネタを被せて終わり、と思ったのですが、新しいエフェクターを試したいので、もうちょっとリズムトラックを追加して、色々エフェクターで遊んでみました
それでも10トラック以内に収まるようにしたので、今回サブスクした半分も試せませんでしたが、なるほど随分音もいいし、これでしばらくはうまくやれそうです
特にマスタリングのエフェクターが豊富で、ロック、ポップス用と、ダンスミュージック用で分かれていて、それらを組み合わせると、たとえばwaves,izotopeといった同じメーカーのマスタリンチェインのプリセットより気持ちいい質感ができるのはよかったです(もちろんそれらのメーカーも素晴らしいということは強調しておきます)
ダンスミュージック用のエフェクターだけだとちょっと足りないけど、さらにダンスミュージック用のエフェクターを追加すると、音が潰れてしまう時など、ポップス用のエフェクターを追加してみると、ちょうどいい感じになります
これはいい発見でした。ひとまず大満足です
ただやはり、パソコンのメモリをかなり使うので、これはパソコン買い替えの足音が聞こえてくる感じ。今使っているのは64Gですが、いよいよ128以上のメモリが必要かもと思うと、お金をどうにか用意しないと、、
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