リミックスを作る。自作曲を作る前に是非やってほしいことであります。
とりあえず溢れる情熱を表現しようと、いきなり自作曲を作ってみたものの、なんか違うんだよなあ、という感じになることはよくあります。
まずは落ち着いて、リミックスでも作ってみましょう。
大きな枠組みでの流れ、構造はもちろん、サンプルファイルの加工、コード選び、ボーカルミックス、細かな部分においても、とても多くの学びがあります。
コピーも良いです。バンドだとコピーバンドは一般的ですが、パソコン作曲の分野でコピー曲を作るのはあまり聞きません。しかし、一度は何かコピーを作ってみると、思いがけない発見があるものです。
ヒップホップのコピー曲、作ったことはありますでしょうか。Nasでもカニエでもケンドリックラマーでも良いので、コピーしてみるととても良いです。
見よう見まねですぐに自作曲を作り始める人がほとんどの中、回り道のように見えるかもしれませんが、着実に力をつけて、ライバルに差をつけることができるでしょう。
もっと実用的なのは、リミックスを作った後に、素材のボーカルを消して、オリジナルのボーカルを作って、差し替える。ヒップホップのアーティストでも、そのように作っている人はいます。
元々ボーカルのガイドがあるので、展開を作るのがずいぶん楽になります。オリジナルに移行するときに違う展開が欲しくなっても、既存の展開をもとにできるので編集の手間は軽くなるでしょう。
ここまで読んでみて、なんだか最近流行りのAIに作曲させるのとあまり変わらないなあ、と感じるかもしれませんが、こちらの方が自由度は高いはず。貴方にしか作れない、素晴らしい音楽を作ってください。
関連記事
コメントを残す