EQよりも先にサチュレーターを試してみよう

どうも高音が出ていない、というトラックがあった時。

イコライザーでハイを上げてみるものの、なんだか変な音まで聴こえてきて上手くいかないことは多いものです。

それで、細かい設定をしてなんとかそれなりの音質にするということになります。最近ではターゲットの音が鳴った時だけ効くコンプ式のイコライザーもあるので、それらを活用するのもいいでしょう。

しかしそれでも限界はあります。そもそも普通のイコライザーで捉えきれないような音域の欠落。

7khzより上に音がない

このような場合はコンプ式のイコライザーでもなかなか難しい。

少しでいいから狙った帯域に音が存在して欲しいとき、お勧めなのがサチュレーターという倍音をプラスしてくれるエフェクトです。

こういうやつ

聴いた感じでいうと、ビリビリ、バリバリした音になることが多いです。低い方の倍音も上がるので、太く聴こえることもあります。

許容できる感じまでこれを効かせてから、イコライザーで調整しましょう。

さっきより自然な感じで欠落部分が補われます。

元々いい感じの音は、エフェクターをあまり使わない方がいいのですが、音圧を上げたい時のコンプやリミッターなどの時は、複数のエフェクトを少しずつかけてあげると、自然に効かせることができるので、覚えておくと便利です。

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