HIPHOPといえば大麻です
アメリカのラッパーがカッコよく大麻をふかしているのをみて、日本のみならず、世界中の人たちが真似をしました
私がdjしていた頃、もう20年前ですが、その頃も、みんな大麻、大麻とうるさかったものです
その前から、ずっと大麻はありましたが、やはりヒップホップで大きく広がった感はあります
しかし最近、この常識がいよいよ終わりを迎えようとしている、そんな雰囲気を感じさせることがいくつかありました
大きなニューズとして、アメリカのラッパー、スヌープドッグが禁煙宣言を発表したのです
https://www.gizmodo.jp/2023/11/snoop-dogg-is-giving-up-smoke.html
実はこれは、煙の出ないストーブの宣伝のためでした
世界中の大麻愛好家たちは、よかったと、胸を撫で下ろしました
では、今後もこのまま大麻は広がっていくのでしょうか
私は、どうも怪しくなってきたと感じています
なぜみんな、このニューズにこんなに動揺したのでしょうか
アメリカでは大麻ビジネスに投資している人もたくさんいます
その人たちにとっては、まさに死活問題でしょうが、一般人からも随分注目されました
もし本当にスヌープがやめていたら、大麻を止めようかなと思った人は意外に多かったのではないでしょうか
宣伝のために大麻を使いこなす人たちと、それを見て消費する人たちがいます
イーロンマスクが、カリフォルニアでインタビュー中に大麻を吸って話題になったこともあります
これも会社の話題作りのために大麻を利用した、いい例でしょう
今朝、アメリカのインタースコープレコードのメルマガから新譜の案内がきて、その新譜のビデオを見て、私はびっくりして、今これを書いています
昔ながらのフォークソングで、大麻でハイになるのはもうやめて、自分を大事にするの、みたいな歌詞です
インタースコープってもうちょっとワルっぽかったり、洒落者の雰囲気のレーベルじゃないかと思っていました
ぜひ、保守的な服装にも注目してみてください
若い女性のアーティストは、ほとんどがセクシーな格好をして、ビデオを撮影します
それは本人の自己表現でやっているということもありますし、性的な視点で見るリスナーを取り込む目的もあります
私がどんな格好をしようが自由でしょ、ということなのですが、とうとうそれも極まって、ほとんどみんな、じゃあセクシーになろう、となってしまったのは一種のステレオタイプでしょう
今までも、こういう歌詞はなかったわけではないけれど、今、こういうアーティストがプッシュされて出てくること、このことに注目しています
アメリカではもうすぐ大統領選挙がありますし、トランプさんのファンはこういう音楽が好きなのです
バイデンさんとトランプさん、どちらが勝ってもいいように、備えておく必要があります
これも新手の、マーケティングでしょう
不倫でミス日本は剥奪され、乱痴気騒ぎで大物タレントがテレビから消える昨今です
コロナを経て、岡田斗司夫さんの提唱する、ホワイト社会という考え方も実感を帯びて広がってきました
多くの音楽家は、社会的立場が弱いものです
世の中の流れを見ながら、慎重に生きていかなければいけません
これからは、行儀良く、前向きに、明るく活動してゆこうではありませんか
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