結論から言うと、ノルマのあるイベントは出なくていいでしょう
私は、イベントスペースのレンタル費用というものがある以上、音楽、演劇、格闘技の試合などには、
ノルマが常識だと思っていました
ですが、よく観察してみると、ノルマ分を頑張って集客していたアーティストは消えてしまって、
そうでないアーティストは売れていきました
これは一体どういうことでしょうか
あなたが頑張ってノルマを達成し、さらにキックバックがもらえるくらいになると、売れっ子の仲間入りを果たしたと
考えていたとしたら、それは間違いです
あなたは、イベンター界隈では確かに有名人になりますが、それは、
客を呼べるやつ
という意味でしかありません
あなたのところにくる依頼はいつまで経っても、集客をあてにしたイベンターからの、ノルマ付きのイベントばかり
あなたはそのうちパンクしてしまいます
では、ノルマのついていないアーティストとあなたは、どこが違うのでしょうか
実力でしょうか、それとも家柄や、見た目、使用機材でしょうか
そうではありません
彼らは、初めからやり方が違います
- ライブハウスでアルバイトして、空いた時間をタダで貸してもらう
- スタジオに就職して、顧客の売れっ子アーティストのサポートとして出演
- ボイストレーニングなどのレッスンに通い、大手の音楽事務所を紹介してもらう
- 利害関係の薄い幼馴染などと、実家の倉庫みたいなところでライブする
- 飲食店、キャバクラなど、集客の必要があまりない場所でライブする
- ノルマのないコンテストに出演する
そもそも、クラブやライブハウスのような場所でライブするということ自体、かなり特殊な状況です
年に一度のお祭りみたいなものでしょう
大物アーティストのライブツアーを考えてみてください
都内で月一ライブ、ではなく、年1、または数年に一度の地方巡業アリーナツアー、みたいな感じです
そのときは、スタッフ、アーティストが一丸となって集客やステージづくりに邁進します
YMOは飲食店みたいなところでライブしていましたし、ファンモンは地元の友達企画のライブを経て、ボイトレに通い、その先生のツテでデビューしています
EXILEのヒロはディスコで働いていました
一方、50人集客していたあの人、100人呼んでたあの人、そして彼らが所属していた事務所は消えてしまいました
テレビなど大きなメディアの力を使わずに、snsなどで個人で集客するのは大変です
それこそ、本物の地元のお祭りの日など、自然に人が集まる場所を選んでライブしましょう
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