ドラム
パソコンで作曲する人にとって、欠かすことのできない楽器でしょう
クラシックや一部の音楽を除けば、ポップスやロック、ヒップホップなどのダンスミュージックで必ず使うことになります
これが、毎度のことですから、どうしても飽きてくるのです
打ち込みのパターンも、あんまりトリッキーなこともできないし、、、
そこで今回は、実験的に、パーカッションをドラムの代わりにしてみようということで、やっていきます
これがノーマルの状態です
キックのように聴こえる音は何の楽器かは不明ですが、低音のタムみたいな感じです
これだけだと、楽曲のリズム隊としては少し弱いでしょう
太くて、ゴロンとした、リズムの塊みたいにしていこうではありませんか
そこでディレイやフェイザー、イコライザー、コンプレッサーといったエフェクトをかけて、変形させると
随分太い音になったと思います
これなら家の土台のように、しっかりと楽曲を支えることができるでしょう
大きくポイントは2つあります
一つは低音部の強化
もう一つはリズムパターンの変形です
低音についてですが、やはりパーカッションなので、元々、中音域の音がメインでしょう
ですからイコライザーを使って、低音域を持ち上げてあげる必要があります
大胆に、目一杯持ち上げてみて、音が割れる手前まで低音が膨らむようにします
低音域を持ち上げて、音が割れてきたら、つられて持ち上がった少し上の音域を下げてみてください
特に100ヘルツから120ヘルツくらいの帯域は、耳障りに聴こえることがあるので、適度に下げてあげるとうまくいくことが多いでしょう
そしてディレイとフェイザーでリズムパターンを変形させていきます
これはシンセサイザーでリフのパターンを考えるときによく使う方もいるのではないでしょうか
一つ一つ打ち込むと、どうしても打ち込み感が強くなって、しょぼく聴こえるし、楽器がそんなにうまく弾けないといった時に、有効な手段です
ディレイで縦と奥行きのライン、フェイザーで左右のデザインを変形させるイメージです
立体的なイメージが重要です
今回はabletonのshifterというエフェクターを使ってそれらを調整しました
詳しい設定スキルを身に付けたい方は、ぜひ私のトレーニングを受講してください
というわけで今回は、ドラム以外でリズムを作ってみました
考えてみれば、ドラムを絶対に使わなくちゃいけない決まりなど、どこにもありません
サッカーで例えると、つまりゴールポストに入れればいいわけです
足で蹴ろうが、頭で突こうが、相手にぶつけて跳ね返りでも、ゴールに入ればそれで得点です
ぜひ、自由な発想を持って、新しい音楽の形を作っていこうではありませんか
関連記事
コメントを残す