さあ、音楽を作ろう、
と、思い立って、作曲ソフトを開いてみても、
どうしたらいいのか、わからない
コードやら、ミキシングやら、
ポップスターみたいな素敵なメロディーが、歌詞が、
天から降りてこないかなあ
なんて、考えてばかりで、ちっとも筆が進まない作家のようになっておられる、
あなた
私たちも含めて、そういう時はよくあります
外は雨、今日の東京などは、雪であります
気分は鬱々として、寒いから動きも鈍くなっています
締め切りが迫っている、あるいは、締め切りなんかない自分名義の曲
やる気がないけど、なんとかソフトだけは開いた
それは、実はとても良いことです
そこから全く固まってしまい、指一本動かせなかったとしても、
1時間か、2時間、辛い時は30分でもいい、寝そべっていても、まあ良いでしょう
とにかくパソコンの前に陣取って、時間を作曲のために消費する
このことが大切です
あなたは立派な作曲家なのだから、作曲するふりだけでも、なんとかしないといけません
そうしているうちに、ぬるま湯から上がるごとく、
エイヤっと、指が動いたりするわけです
そう言えば、あのリミックスコンテスト、始まったみたいだな、とか
思い出したりすればしめたものです
もちろん、そんなもの、全く思いつかない日々の方が多いでしょう
そんな時でも、腕が鈍らないよう、ワンループぐらいは作ってみましょう
あり合わせのもので良いのです
例えば今日作ってみたものですと、
これはドラムパートですが、作曲ソフトに初めから付属でついてくる、ドラムの打ち込みデータ(MIDI)です
これをまず引っ張り出してきて、そこから、キックなど個々のパーツの音源を差し替えたりするだけで、
結構いいオリジナルのビートが作れます
ベースやメロディも、ワンループぐらいの長さなら、自分で考えなくとも、同じやり方で作れます
こういうことをやっていくうちに、エンジンがかかってきて、より、クリエイティブな作業ができるようになってきます
ビートに乗せて、歌詞書いてみようかな、
とか、ギターでも弾いてみるか、みたいな
で、ギターをなんとなく弾いて、それに合わせてまたビートの方の展開をいじっていく、、
と言った感じで行ったり来たりしながら、曲ができてゆきます
曲を作る際に、目的と計画は、もちろんあったほうが良いと思います
設計図を書いてから取り掛かる方も、いらっしゃるでしょう
それとは別に、今回お話ししたようなやり方での曲たちが、ストック曲となって、
思わぬ場面で役立つこともあります
みなさんもぜひ、小さな1歩を、大きな結果に、つなげてみようではありませんか
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